「犬との主従関係築けてますか?」
「これって主従関係が築けてないんですよね?」
よくお客様からこんな話をされます。

   ◆主人の言うことは聞くのに、私の言うことはさっぱりで・・

   ◆私に噛んでくるんです。

   ◆餌の皿を取ろうとすると怒るんです。

   ◆いたづらばかりするんです。

   ◆お布団で一緒にねてるんですけど・・


これらに関してのお答えはとても難しいのです。
「主従関係」を否定しているのではなく、「主従関係」が必要?
というところで疑問に思っているので


「築けてません!」とも「築けてます」とも言えないのです。


そして、大抵の方は「主従関係」が築けているのかなんて分かりませんよね?
私は何度も、このテーマで悩んでは壁にぶち当たっていました。

   ◆主従関係ってなんだ?

   ◆主従関係がそんなに大事か?

   ◆どうだったら主従関係が築けたというんだ?

   ◆これで主従関係が築けていると言えるのか?

目に見えない分、とても分かりづらい分野なんですよね。
目でみたもの、心で感じたものしか信用しない私がいるので
主従関係については答えが未だに見つかっていません。

そもそも、犬との関係に「主従関係」が必要なのかってことです。
命令、指示をしなくても体罰を与えなくても、褒めちぎっておだてなくても
私の側に居てくれる関係でいいのではないかと思えるのです。

   ◆そこにいてもらえるかな?

   ◆そこにいて欲しいな

   ◆ここにいてくれると助かる

   ◆それ欲しいな

   ◆それ取って欲しいな

   ◆ここで排便しておてくれるかな?

というような、生活の中で共に暮らしていくためのアイテムをこちら側が
提供し、犬自身でそれを感じ学んでくれるようになることが望ましいと
考えているのです。

なので、こちら側の希望を叶えてもらうための躾はとても大事に
なってくるわけです。


「そこにいて欲しいのに」走り回られていたら困るのです。
「足を拭きたいのに」噛まれたら嫌なんです。
「歯みがきしたいのに」噛まれたら嫌なんです。
「ブラッシングしたいのに」逃げ回られたら困るのです。
「おいでって呼んだのに来ない」は危ないのです。

なので命令ではなく、叱るのでもなく、教えて行く、伝えて行くことは
大事なポイントになります。

ちょっと話がずれたような気がするのですが

   ◆飼い主の指示に従う

   ◆飼い主を噛まない

   ◆飼い主とアイコンタクトが取れる

こんなことができると「主従関係」が取れている気がしちゃってませんか?
でもね。

   ◆側で怯えてませんか?

   ◆指示がないとどうしていいか困ってませんか?

   ◆いつでも逃げ出したい気持ちでいっぱいではないですか?

   ◆アイコンタクトできる犬はカッコよく見えます。
    けど、犬の身体にとっては負担な姿勢だと思いませんか?

それでも「主従関係」が取れていると言えますか?
私は違うと思っています。
訓練犬であっても、心ない命令は犬も負担に感じているでしょう。

人もリーダーになる必要もなく、力を抜いて犬に寄り添い、共に活動し
共に作業するです♪
生き生きと、共に作業をしている訓練犬たちは、とてもカッコいいです。
また、家庭犬も同じです。
一緒に行動する楽しさを知り、一緒にいる安心感を得ること、そんな姿を
見るとお互いが癒されますね。

「主従関係」という言葉に囚われず、犬が犬としてのバランスを取り、生活を
共にできるように、私たちはサポートしていけたらいいなって思っています。

私にとっての「犬と猫とわたしの理想空間」
安心して共に暮らせる関係性を築くお手伝いをしていけたらと思っています。

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